パニック障害とうつ病  

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パニック障害とうつ病
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パニック障害とうつ病

パニック障害が進行していくとうつ病を併発します。うつ病を併発するまでパニック障害が進行すると、パニック発作が起きることは減少してきますが、抑うつ状態が主体になってしまい、症状が慢性化してしまいます。

パニック障害とうつ病の関係

パニック障害と併発する抑うつは、気持ちが沈んでしまい、常にくよくよして落ち込んだ状態になってしまいます。順番としてはパニック障害の症状の後に、うつ病の症状が出てきますが、中にはうつ病が先で、あとからパニック障害の症状が出てくる場合もあります。

どうしてうつ病になるのか

  それではどうしてパニック障害からうつ病が出てしまうのでしょうか。パニック障害の経過の中で、パニック発作を起こして次ぎに再び発作が起きるのではないかという予期不安になり、この予期不安のために、パニックが起きるのではないかという場所に対しての広場恐怖へとつながっていきます。このため外出するのが怖くなり、家に閉じこもりがちになってしまいます。社会生活に対しても支障が出るようになり、自身を失うことで抑うつへと移行していきます。うつ病の症状が出てしまうと治療も長くかかります。こうした症状が出る前に、パニック障害の治療を始めるのが望ましくなります。

二次的うつの治療が先決

  パニック障害と併発して発病するうつ病を「二次的うつ」と言います。併発して出てくる症状ですが、パニック障害とは一緒にせずに、別な病気として分けて見られます。このうつ病はジワジワと少しずつ進行していき、パニック障害の本人はもちろん、家族や時には医師ですら気づかないうちに進行して発病します。気持ちが沈みがちになるだけで、発作の回数も減ってくるために、本人も周囲もさほど気にかけない場合が多いのですが、うつ病にまで発展してしまうと、人生の貴重な時間を無駄に過ごしてしまいます、早急な治療が必要になるのです。

うつ病の症状

パニック障害の患者がいつの間にかうつ病になっていた。そんな状況を周囲はもちろん本人も気づかなければいけません。うつ病の症状が以下のようなものになります。

  1. 1日中気持ちが落ち込んでいてどんなことにも興味も喜びも感じない
  2. 食欲がなく、毎晩眠れない
  3. 訳も分からずイライラする
  4. すぐに体が疲れて根気がなくなり、活力も湧かない
  5. 生きる気力がわかない
  6. 自分に対して強い劣等感がわく
  7. 何かを決断する場面でもそれができない、どうでもよくなる

先にうつの治療を

先にうつ病の治療を行い、前向きにパニック障害の治療に取り組めるようにしていきます。副作用の少ないマプロチリンなどの軽めの抗うつ薬を使用します。そしてできるだけ心の休養をとり、重度の場合は三環抗うつ薬のイミプラミン、クロミプラミンなどで本格的にうつの治療をする場合もあります。しっかりと真面目に取り組めば、3ヶ月ほどでうつの症状は消えていくでしょう。パニック障害を放っておくとこうしてうつ病も出てきてしまいますので、できるだけ早いパニック障害の治療に取りかかりましょう。

外出するときの工夫

  パニック障害の人が外出するときに一番不安なのが、外出先でパニック発作を起こしたらどうしようということです。そんなとき、それぞれが工夫をして持ち歩いているものがあります。緊張を解きほぐすためのガムや飴、手に持っていじって気を紛らわすための小さなマスコットやヘアゴム、口が渇いていたときのためにお茶や水を入れたペットボトル、汗をかいた時のためのハンドタオルなどです。こうした様々な対策グッズを外出するときに持ち歩いていれば、発作が起るのではないかと不安になったときに気を紛らわすことができます。現実逃避かもしれませんが、こうして外出して発作を避ける工夫は大切です。自分なりに外出するときの工夫をしてみましょう。


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